2022-01-01から1年間の記事一覧

きたまさ法

概要 数列について、隣接項間の漸化式および初期条件(第項までの数列の値)が与えられた時にを高速に求める方法。言い換えると、をで表現する方法。 内容 前提の確認 任意のについて、隣接項間の漸化式が で与えられているとする。このとき、 となる係数を…

画像特徴量

特徴量 SIFT Scale Invariant Feature Transformの略。2004年発表。Difference of Gaussian (DoG)の極値を探すことでエッジ点を検出。回転、拡大縮小、限定アフィン変換に対して頑強だが、計算コストがかかる。 SURF Speed Up Robust Featureの略。2008年発…

マルチスレッド

マルチスレッドの例 C++ #include <thread> void thread1() { printf("thread1\n"); } void thread2() { printf("thread2\n"); } int main() { std::thread th1(thread1); std::thread th2(thread2); // joinを呼ぶと、そのスレッドが終了するまで現在のコンテクスト</thread>…

高速フーリエ変換

問題概要 、が与えられたとき、 を高速に求めたい。普通に計算するとの計算量となるが、これをに高速化することを目指す。 問題の詳細は以下を参照 atcoder.jp フーリエ変換 ある次多項式があったとして、この多項式の個のに対する値がわかれば係数が決定で…

push_backとemplace_backの違い

結論 emplace_back(3) v.s. push_back(3) emplace_backではコンストラクタだけが呼ばれてムーブコンストラクタが呼ばれない。push_backはコンストラクタが呼ばれた後にムーブコンストラクタが呼ばれる。 m=MyClass(3)と定義した後のemplace_back(m) v.s. pus…

Pythonで新しく学んだこと

同名のクラス変数とインスタンス変数 クラス変数とインスタンス変数で同じ名前を使う場合、インスタンス変数が作られる前まではインスタンス変数とクラス変数が同じ実体になっているが、インスタンス変数が作られた時点でクラス変数とは別の実体になっている…